7月 29 2022

【KIIS】関西DX実装イニシアティブにおけるセキュリティ関連の取り組み

すでにご案内は開始していますが、関西DX実装イニシアティブ構成員・代表機関の一般財団法人関西情報センターでは、サイバーセキュリティ・リレー講座を開催します。関西に集積する様々なセキュリティ関連の研究者の皆様から、全８回にわたって、各テーマに沿ったセキュリティの原理原則のお話をオムニバス形式で講義いただくという事業です。受講料無料・完全オンラインですので、全国の皆様からのご参加のご応募お待ちしております。

↓バナーをクリックすると、イベント詳細・申し込みページに遷移します。

【関西DX実装イニシアティブ】サイバーセキュリティ・リレー講座

今回は、関西DX実装イニシアティブが展開しているセキュリティ関連の事業について、簡単に紹介させていただきます。

関西DX実装イニシアティブについて

まず、このリレー講座は、昨年度までは関西サイバーセキュリティ・ネットワーク事務局（経済産業省近畿経済産業局、総務省近畿総合通信局、一般財団法人関西情報センター）の事業として展開されていたものですが、今年度からは関西DX実装イニシアティブの事業として開催する事業となります。

そもそも、関西DX実装イニシアティブですが、地域企業のデジタル化・DXを支援するために普及啓発等の事業や伴走型の支援事業、マッチング支援事業を展開する地域DX推進コミュニティです。

経済産業省の令和4年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金（地域DX促進活動支援事業）」ではこういったコミュニティが全国で27件採択されており、関西DX実装イニシアティブはそのうちの１つです。
★採択一覧
https://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/2022/s220428003.html

地域DX促進活動支援事業という名の通り、基本的な考え方としてはデジタル化やDXの支援、つまり企業の経営をより良くしていく、生産性を向上させていく、ものづくりプロセスの高度化を図る、製品の付加価値を上げる等々、そういったことに繋がる支援を積極的に展開していこうとしています。

関西DX実装イニシアティブの支援の考え方や一覧は下記のURLを御覧ください。
https://kansaidx.kiis.or.jp/initiative/
https://kansaidx.kiis.or.jp/2022/07/220722report/

地域DX推進コミュニティがセキュリティに取り組む理由

その地域DX推進コミュニティである我々が、なぜセキュリティ関連の事業を展開しているのかという点ですが、先程申し上げたような、企業が経営をよくするとか、生産性を上げるとか、そういったことを実現するうえでデジタルの力は必要不可欠であり、これらを実現する過程において色々なハードやソフト含むデジタル関連ツールを導入・活用したり、その結果としてこれまで見えていなかったものが可視化されてデータとして保存したり、これまで蓄積していたデータを今までとは異なる使い方をしたり、更にはパートナー企業と共有したり…と、情報の量や質、扱い方や扱うプレイヤーというのがどんどん広がる方向に変わっていくと思います。今ここで上げたのはこの場ですぐに思いついたものだけですが、当然これ以外にも色々あるはずで、そして、そのそれぞれには様々なセキュリティに関するリスクや考えなければならないことが存在します。

そんなの当たり前じゃんと言われればそれまでですが、その当たり前が当たり前でなかったり、実際にどうしていいのかわからなくて困っている企業さんも結構いらっしゃるのも実態です。

ですので、我々関西DX実装イニシアティブとしては、デジタル化やDXを支援する一環としてセキュリティに関する支援事業というのも、車の両輪としてしっかりと盛り込んでいかないといけないと考えています。