DX技術で、不定形物の確認を、より早く・より正確・より安全に!【日本電気通信システム株式会社】
日本電気通信システム株式会社は超高速、低遅延かつセキュアなネットワークのインフラ構築に貢献し、安全・安心なシステム、サービスを広く提供提供しています。
今回は危険な現場作業での作業に関する課題と、その解決に向けたソリューションの活用事例について紹介いたします。
以下やや表現の解像度を落とした記載をしておりますが、同様の課題をお持ちの方々への参考になれば幸いです。
課題① 広大な敷地にある資材の在庫量をリアルタイムに把握したい(某製鉄系会社様)
こちらのお客様では広い置き場にある資材(金属片など)の在庫確認をメジャーポールなどの測定器を使い行われていました。不定形な資材を人員をかけて計測するため、正確な量の把握が難しく、計測中に材料の搬入・使用などで量が変化すると精度が落ちてしまう課題がありました。
また計測作業中は、資材の山が崩れたり計測者が足を滑らせる危険があり、測定者の安全確保にも考慮が必要な作業でした。
今回3DカメラとNEC 3次元体積物可視化ソフトウェアをご導入頂き、これを改善いたしました。
これまで人手により資材の山を順次測定器で計測した後およその量を計算されていた作業が、今回資材の山を俯瞰できる位置から3Dカメラでの測定にすることで在庫量が常時分かるようになり、更に動員コストや作業者の安全確保の課題についても改善できました。
事例② 貯蔵庫内の燃料の測定を安全に行いたい(某エネルギー系会社様)
こちらの事例では貯蔵庫内の燃料(石炭など)の棚卸のために、人手による計測を実施されていました。
10名で丸一日かかるケースがあり、時間を要する作業であることに加え、石炭サイロにおいては作業者の落下、呼吸系への危険もあり安全性の確保が必要な作業でした。
ここに堆積物可視化ソリューションを用い、これを改善いたしました。
今回の事例では、サイロ内に機器を常設することは発火や機器落下の可能性があり困難であるため、可搬型をご用意することで棚卸作業の改善を行いました。
これにより従来10名以上要していた作業者を1名にすることができました。またサイロ内は光がほとんど入らず、足場も狭いため転落や危機の落下リスクがありましたが、今回の導入により安全な点検口から測定できるようになり、より安全に作業ができるようになりました。
まとめ
・不定形な材料の在庫量確認において、空間認識ソリューション(NEC 3次元積載量可視化)を導入した
・導入により作業員や測定時間の縮小、作業リスクの軽減が期待できる
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今回は2つの事例を紹介させていただきましたが、それ以外にも以下の用途を想定しております。
企業情報
日本電気通信システム株式会社は「テレコム」「セキュリティ」「産業DX」「モビリティ」からなる4つの事業領域で社会への貢献を目指しています。
「産業DX」においても引き続きエンドユーザの課題解決に取り組んでまいります。
社名 | 日本電気通信システム株式会社(ニッポンデンキツウシンシステムカブシキガイシャ) |
設立 | 1980年1月 |
資本金 | 10億円 |
従業員数 | 2,437人(2023年4月現在) |
所在地 | 東京都港区三田1-4-28 (三田国際ビル) |
弊社Webページ | https://www.ncos.co.jp/ |
ソリューション Webページ | lhttps://www.ncos.co.jp/products/iot/solution3/3dlogistics.html |