データ分析基盤の導入によりデータの可視化と、きめ細かな分析予測を実現！【株式会社G-gen】

G-gen は Google Cloud 専業のクラウドインテグレーターとして、請求代行、システム構築、運用までワンストップで支援し、お客様のクラウド活用を広く提供しております。

今回は、GoogleCloud のプロダクトの一つである BigQuery と可視化ツール（ Looker Studio 及び Looker ）を利用した、膨大なデータのリアルタイム分析と複雑なデータの可視化でビジネス課題を解決した事例を紹介いたします。 BigQuery と可視化ツールを組み合わせることで、データを深く分析し、ビジネスに役立つ洞察を得ることができます。同様の課題をお持ちの方々のご参考になれば幸いです。

事例①　架電結果を送付する際の集計時の工数負荷、データ品質の不安定さを解消（某リサーチ・コンサルティング会社）

お客様は、ICT 分野を中心に国内外の最新情報を収集・分析し、それに基づくコンサルティングサービスやプロモーション支援を実施されております。同社の分析力は顧客である民間企業やメディア、官公庁にいたるまで幅広いクライアントから高く評価されており、デジタル技術の発展とともに活躍の場を拡大されておりました。

一方で、お客様のこれまでの市場調査や分析といった業務ではローカルシステムで処理するものが多くを占めており、従来はこうしたデータ管理が業務に支障を与えることはありませんでしたが、分析結果を企業に紹介していく中で、情報をリアルタイムに共有する仕組みづくりが課題となり、解決にはクラウドベースの新たなアーキテクチャが必要でした。

Google Cloud を使ってデータ分析を行うことのメリットに、最初からデータウェアハウス（ BigQuery ）が用意されており、システムを低コストで導入・運用できることがあげられます。

お客様は「コスト」と「スピード」を考慮した結果、数あるアーキテクチャの中から、Google Cloud を導入いただきました。 BigQuery とLooker Studio の導入により、営業先企業に関するあらゆるデータを一画面でリアルタイムに共有できるようになりました。チーム内でも、データの取り扱い方に対する研究員の意識に変化が見られました。BigQuery と Looker Studio を利用するようになってからは、より深くデータ活用を考えるようになったそうです。

事例②　自社が抱える在庫の状況を社内外の人にも共有する可視化ツールの導入（某中古家電製品等の販売、買取会社）

お客様では取引先へ端末の状況を共有するために「 Looker Studio 」を使用してきました。しかし作成したデータが属人化してしまい、社内で十分に共有できていないという課題がありました。また、受託元となるパートナー企業が Google アカウントを持っていない場合には、データの共有が難しいことも課題でした。

自社でデータを見るだけなら以前の環境でも十分でしたが、サービスとして安定して出せる為に新たな可視化ツールを検討することとなり、「 Looker Studio 」よりも拡張性が高い「 Looker 」での運用をスタートしました。これにより、Gmail を持たない社外のお客様でも問題なくログインし、データを見ることが可能になりました。 また、Looker を導入したことで「海外のスタッフにそのエリアの取引価格を見せる」など、これまでにないデータ活用も実現しているそうです。同業者のなかでも「これほどシステムの内製化に力を入れている会社は少ない」ことから、お客様ではデータの可視化を自社の強みとして、さらに活用できると期待されています。

まとめ

GoogleCloud の BigQuery と可視化ツール（ Looker Studio 及び Looker ）を利用することで、企業内にある膨大なデータを高速処理し、複雑な分析も軽快に実行することができます。また、データ分析を機械学習モデルと連携させることで、高度な予測分析も可能になります。 分析・予測にかかる時間を削減することで、創造性や戦略的思考など、より付加価値の高い業務に注力できるようになります。

G-genでは、手軽に素早くデータ分析の効果を検証されたい企業様向けに「データ分析スターターパック」をご用意しております。

分析基盤の構築が初めての方でも、専門のエンジニアがシステム構築をお手伝いしますので、データ分析を手軽に始められたい企業様は是非ご参考ください。

企業情報

株式会社G-genは GoogleCloud の活用に際した内製化支援に取り組んでおります。 データ分析、生成 AI の活用、クラウドリフトなどユーザの抱える様々な課題に寄り添い、クラウドコンピューティングを用いて課題解決に取り組んで参ります。